地域戦略ラボ

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2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

時代のターニングポイント

イギリスでEUに残留するかどうかの国民投票が行われたのであるが、結果は報道された通りである。 EU Referendum Results - BBC News これは時代の大きなターニングポイントであると思う。スコットランドはいづれ独立することになって、EUに加盟するのだろう…

都市をたたむ

著者は縮小社会における都市計画のあり方について考える。 現在ではコンパクトシティ―がその解決策として取り上げられているが、強制的に都市をコンパクト化しても、建設投資がかかるだけで、費用対効果は疑問としてる。確かに、日本のコンパクトシティーは…

松山市(愛媛県)の起業、比較的盛んなようですが…

日経新聞がまとめた分析で、愛媛県が若者における起業の比率が高いランク1位だった。 あなたの県の「稼ぐ力」は データで探る地域と産業:日本経済新聞 廃業が多い世の中、新しい企業ができていくことはとても重要なことである。 新聞では記述されていないが…

不便だからこそ維持される松山市の賑わい

松山市の現在の人口は約51万人、若者も多く、商業地も活性化していて中心市街地も賑わっている。高松市の人口は約42万人であり、松山市が四国最大の市である。 しかし、松山市が50万人の人口を抱えて賑わっているのは、独立(孤立)した商業圏を形成している…

神戸ハーバーランドB街区

神戸ハーバーランドに24年ぶりに行きました。1992年に事務作業員として4か月程働いていました。当時は早く東京に帰りたくて、4か月間の逆算カレンダーを作って、見習い期間が終わる日を指折り数えていました。実は建物が竣工しても行ったことがなかったので…

外国人観光客が2020年に4000万人?

3月30日に政府から「明日の日本を支える観光ビジョン」が発表された。2015年に約2000万人だった外国人観光客を、2020年には4000万人にするらしい。ただでさえ混みこみの東京・大阪のホテル事情なのに、これ以上どうするのだろうか? これからアジア諸国の中…

コロンブス後の超グローバル化した世界

グローバル化と言っても今に始まった話ではなく、コロンブスが「新大陸を発見」してから超グローバル化した世界が広がっている。本書は、コロンブス新大陸発見後の翌年1493年からの「コロンブス交換」による「均質新世」の社会を描いている。 ジャガイモや病…

地域経済に成長は必要か?

ロイターの記事に「日本経済に「成長」は必要か」というコラムが掲載されていた。 人口が減少している中では、超低金利でも需要が増えない。一人当たりの生産性が上昇が上昇していれば、特に問題とはならないのではないかということである。 コラム:日本経…

地域再生って何?

地方創生が政府のお題目に挙げられてから、数年が立った。最近は当初の熱気も冷めて、あまりマスコミなのでは議論されなくなってきたかなと思う。参議院選が終われば取り上げられることも少なくなるのではないでしょうか。「地方」ネタは周期的に流行り廃り…