コミュニティって何だろう
ジェラード・デランティ(2006)『コミュニティ』NTT出版
コミュニティって言葉を最近よく聞く。しかし、ちょっと古臭い感じもする。 コミュニティの境界とはどこなのだろうか?デランティはハバーマスと同様にそれはコミュニティの範囲であり、コミュニティとは各種の社会関係を意味したものであるとしている。 コミュニティについて、多くの学者の定義を幅広くレビューしてあり、一考したい人には読む価値あり。
広井良典、小林正弥 編著(2010)『コミュニティ』勁草書房
持続可能なコミュニティとは何か?デランティよりも場所性や実際の空間とコミュニケーション・生活空間の一体性が必要としており、そのための活動についても記している。コミュニティってよく”共同体”って訳されるけれども、”共同体”って訳すと”村落共同体”って捉えられるようで、どうも注意が必要なようである。
- 作者: ジェラード・デランティ,山之内靖,伊藤茂
- 出版社/メーカー: NTT出版
- 発売日: 2006/03/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 77回
- この商品を含むブログ (39件) を見る
コミュニティ―公共性・コモンズ・コミュニタリアニズム (双書 持続可能な福祉社会へ:公共性の視座から1)
- 作者: 広井良典,小林正弥
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2010/01/25
- メディア: 単行本
- クリック: 114回
- この商品を含むブログ (8件) を見る