シェフィールドに来ました。Part 2 伝統的な刃物産業の巻
昨年の9月に続きシェフィールドにやってきました。
下の写真は町の中心にある市庁舎です。大きな噴水広場があり、人々がくつろいでいます。
Chimoという銀製品の食器製造会社を拝見させていただきました。昔ながらの製法でテーブルウェアを製造していました。下の写真はアメリカの競馬のトロフィーを製造しているところです。職人さんがかっこいいですね(そうでもない人もいました)。
製品に興味がある人はWebにアクセスしてみてください。とてもきれいです。
下の写真は刃物協会のビルです。協会は1642年の議会の協定により設立されたものです。昔の栄華と今に伝えるとても歴史と格式のある建物です。刃物産業はシェフィールドでとても古い産業で、1297年に刃物製造者がいたことが記録として残っているそうです。現在では6~7社程度しか業者は無いとのことです。
建物の中もとてもクラシカルなつくりになっていました。各種会合に貸し出しています。
シェフィールド駅前にあるカフェの壁画です。壁画に描かれている人はステンレス鋼を発明したHarry Brearleyです。ステンレス鋼は1913年にシェフィールドで開発されました。今でも町はずれにあるTATAの製鉄所でつくられているそうです。
刃物産業自体は衰退してますが、シェフィールドの人はモノづくりに対してとても誇りを持っています。