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四国中央市は日本一の紙のまち

四国中央市愛媛大学紙産業イノベーションセンターが入居している愛媛県紙産業技術センターと大王製紙三島工場に行ってきました。

ご存知のように、四国中央市伊予三島市川之江市が合併して以来11年間、紙・パルプの製造品出荷額が日本一のまちです。出荷額約5300億円、事業所数186社、従業者8677人とまちの経済を支えています。その中で大きな存在なのが大王製紙です。

 下の写真は四国中央市の中心街です。真ん中の2本の煙突は大王製紙三島工場のものです。右はパルプ工場の煙突、左は火力発電所の煙突、通称エリエールタワーです。

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下の写真は愛媛大学紙産業イノベーションセンターが入居している、愛媛県紙産業技術センターです。愛媛大学紙産業イノベーションセンターは2014年に設立された教育研究センターです。本年度から社会共創学部内に紙産業コースができて、学部生も3・4年次からここで学びます。セルロースナノファイバーの研究もここで行われています。

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下の写真は、大王製紙エリエールタワーからの三島工場の風景です。敷地面積は167万haで東京ドーム36個分です。パルプは9種類年間生産量240万トン、紙板は2万種類年間生産量210万トン、その他に50万Kwの火力発電所を備えています。

左の岸壁から木材チップを荷揚げし、工場を左から右に工程が流れ、右の岸壁から完成品を出荷するそうです。国内で最も競争力の高い工場といえるでしょう。

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 書道ガールズ伊予三島が舞台です。まちから見える煙突とさびれる商店街が物語の背景として描かれています。

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