月刊『地理』6月号は「知識と文化が地域を変える」という特集です。そのなかの1点として、香川県の希少糖と福井県の金属3Dプリンターの開発の事例について執筆しました。
地方圏においては科学技術の振興自体が難しい中で、地域の企業や大学が中心となり新しい技術(知識)を開発・吸収してイノベーションの地域化を図っていることをしめしております。
もともとは東京大学人文地理教室の松原研究室のメンバーによる単行本『知識と文化の経済地理学』の刊行を記念して、この中の数人が特集号の執筆を分担しておりますが、私はこの本には執筆しておりません。