地域戦略ラボ

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リンカーンに来ました。

リンカーンシャーの中心都市であるリンカーンに行ってきました。

シェフィールドからも、ノッティンガムからも電車で1.5時間程度のところにある人口15万人程度の町です。

町の起源はローマ時代にさかのぼるそうで、町の東にある丘には大聖堂とお城があります。駅の周りはナショナルブランドの店が集まっています。町の中心地から城に向かう坂道が続いていますが、その沿道は個人経営のカフェ・レストランやギャラリーなどが多くあり、店巡りも面白いです。

町は、農業機械から発展し、戦車工場などがあったそうです。シーメンスの工場が駅のそばにありました。1970~80年代頃は製造業を中心とした産業が廃れていたが、大学ができて活気が出てきたそうです。

大聖堂はとても大きく壮言です。中もとっても広いです。

リンカーン大学の卒業式は大聖堂の中で行われるそうです。

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城の中にはビクトリア時代の古い刑務所跡や裁判所跡があります。

イギリス国内には4枚しかない「マグナカルタ(大憲章)」が展示しています。

大聖堂とお城があるという点においてはダーラムに似ているでしょう。

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リンカーン大学という開学して約20年の大学があります。キャンパスは駅のそばにあります。学生寮がどんどん建てられ、また数学、物理学などの新学部がどんどん作られています。サイエンスパークも作る計画があり、活気があります。工学部の建物はシーメンスが寄付してつくられたそうです。

開学前は、駅周辺の土地は廃墟であり、地価がとても安かったので、大学が作ることができたそうです。シェフィールド大学もそうであるが、大学が土地などを買って、どんどん新しい施設が作られています。

下の写真は古い建物を改装してつくられた大学図書館です。

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 個人旅行であるなら、ちょっと立ち寄るには面白い町です。