日本の大学生は世界一賢い?
BBCの報道によると、OECDから国別の大学卒業生のテスト結果が発表されたそうである。それによると日本の学生が最も優秀だそうである。
現場にいると本当なのだろうか?っと疑ってしまう。論理的に考えられない、文章が書けないのが普通な状況である。それでも1位というのは、日本の大学生は英語さえできれば、優秀なので世界で通用するということなのだろうか?
このような調査はどのようなテストをするかでテスト結果が全く変わってしまう。
BBCの記事にも書いてあったが、この結果は大学ランキングと全く違うと。大学ランキングに出てくる大学とはエリート養成大学である。大学に求められる能力とは、平均的な能力の人を生むことより、エリートとして特に優れている生徒を生み出すことが求められているのではないだろうか。そうであるなら、大学の授業は成績不振者の底上げをはかることより、より優秀な学生を刺激して伸ばすことが必要ということなのだろう。
日本の報道では、このOECDの調査結果が報道されていなかったようであるが、この手の調査の信頼性がないと判断して取り上げなかったのだろうか。
The OECD's top 10 highest performing graduates
- Japan
- Finland
- Netherlands
- Sweden
- Australia
- Norway
- Belgium
- New Zealand
- England
- United States